あ~また幸せな時間が終わってしまったなあ。
なんというか……作品も箱庭も古川さんも共演者の皆さんもスタッフさんも,そしてこの作品を観て色んな気持ちを抱いてくださったお客様も,一言で言えば,
大好き。
これにつきます。
なんなんでしょうね,この感情は。
今回呼んで下さった古川氏とは「ゆきにさん(と彼はわたしをそう呼んでいます)とは一生呑み友達でいたいけど,絶対付き合いたくない」と,告白してもないのにふられた仲です。
呑みながら演劇の話や人生の些細な悲喜こもごもを語り合っていた古川氏と,こんな形でご一緒するなど,夢にも思っていませんでした。
(あー,出してくんねーかなーと思ってはいましたよ,うすらぼんやりね)
古川氏は,すごく空気を大事にする演出家だなって思います。
そのこだわりは尋常じゃないというか,そのために,全てがある。
音も,言葉も。
とにかく,すごく高いところを目指している。
それがわかるから,役者もスタッフも,絶対応えたいって必死になる。
箱庭円舞曲,今回から古川氏の一人体制になって,きっと大変なこと,いっぱいあったと思うし。
何よりも精神的に。
観に来て下さった元劇団員の皆さんも,色んな思いがおありだったと思う。
そして箱庭ファンの皆さんも。
わたしなんかは初参加の客演に過ぎないけど,だからこそ,声をかけてくれた古川氏に恥はかかせられまいと,勝手なプレッシャーを感じたりもしました。
だけど今回参加させていただいて,古川氏も箱庭も,本当にたくさんの人に愛されてるなって感じて,古川氏の友人として,勝手に非常にうれしく思ったのでした。
なんか照れ臭くてあんまりこういう話は直接できないので……ここに書いとこ。
読んでるか分かんないけど。
たかよしさん!(とわたしは彼をそう呼んでいます)本当にお疲れ様でした。
今回声をかけてくれて,本当にありがとうございました。
(小声で)また出たいよ?だめ?
そして尊敬してやまない今回共演させていただいた素晴らしすぎる皆さん!
宝物をたくさんいただきました。
心から感謝です。
優秀すぎるスタッフの皆さん!
本当にお世話になりました。
そしてそして,
ご来場くださった皆様,本当にありがとうございました。
観てくださるお客様あっての演劇です。
客席までが舞台なんだなって,今回つくづく思いました。
演劇はね,すばらしいよ,やはり。