『人生フルーツ』を観る。
90歳の元建築家の夫と,87歳の妻。
四季と自然を愛し,蓄積された時間と,この一瞬一瞬を慈しむ暮らしぶりに,たびたびクスリと笑い,ところどころ涙が出て,観終わった頃には,ふわりと心が柔らかく丸くなった。
暮らしとは,生きることそのものだ。
どう暮らしたいかは,どう生きたいかということ。
じぶんの暮らしぶり,イコール「生きぶり」を省みよう。
動物としての人間は,ずいぶん不自然な存在であるのだから,そこをまず認める。
そして答えを,頭にではなく体に求める。
じぶんの肉体という「自然」を先ず慈しみ、育てていきたい。
そのための「暮らし」を,営んでゆきたいと思う。
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