朝のワイドショーで,コンチータさんが歌っていました。
コンチータさん,いま話題の“ヒゲの歌姫”です。
わたしは実のところ,コンチータさんの歌自体はそんなに……なのですが,コンチータさんに一生懸命想いを伝えようとしていたはるな愛さんの姿がとても印象的でした。
コンチータさんを見ながらふと思ったこと。
いまの日本(しか知らないのであえて限定しますが)の人たちは,じぶんを愛していなさすぎるのではなかろうか。
コンチータさんから飛躍しすぎ?
だけど,分かんないけど,コンチータさんは,小さいときからじぶんが一般的な男の子でないことで悩み,苛められ,辛い想いをたくさんする中で,じゃあ今に至るまで何をしてきたかっていうと,“じぶんを愛する努力”だったんじゃないかなと思うんです。
じぶんを愛せてない人って,他人を攻撃するんですよね。
わたし自身そうだったからその気持ちはよく分かるし,じぶんを許して愛するのって,難しい人には難しいんです。
自己否定は歪んだ自己愛,典型的自己欺瞞なので,一度はまると抜け出せないんだよねー。楽だから。
じぶんを愛せていない人が多い=攻撃的な人が多い,と最初に書きましたが,もう少し厳密に言うと,そういう人たちの声が耳に入りやすい構造に,どうしてもなってると思うのです。
しかも声でかいし。そういう人たちに限って。
愛で満たされてる人って,静かなんです。
満たされてるから。
声高に主張する必要がないんですよね。
でも一方で,確かな使命感のもとにそういう静かな輪を広げてゆこうとしている方々もちゃんといて。
ますます何でも選べてどこにでも行ける時代になってゆくんだろうなあ。
とりあえず,わたしはこれからも,じぶんを愛する努力を,許す努力を,たゆまずしていきたいなと,ヒゲのコンチータさんを見ながら思いました。
“ある日ヒゲを剃らずにメイクしてみてら,その姿が美しいことに気づいた”
そうコンチータさんは言っていました。
光の源は,いつも,すでに,じぶんの中に。
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