いま,インドネシアを代表する劇団,テアトル・ガラシのグナワン・マルヤント氏(作家・演出家・俳優)のワークショップに参加しています。
詩人でもあるグナワンさんから与えられた詩を身体化し,それを作品として創り上げるまでのプロセス。
それは言うなれば,人が抱き得るイメージの無限と自由を,文字通り身をもって感じる体験でした。
イメージには正しいも間違いもないので,あまりの自由さに戸惑いを覚えることもありましたが,じょじょに自由さを乗りこなす術というか,全部アリなんだけど,気づけばうっすら行くべき道が見えてくる感じとか,そういう感覚が掴めてきて。
そしてグナワンさんのディレクションはシンプルで具体的。難しいことを要求するわけじゃないのに気がつけば遠くに来てる。
存分に創作意欲を刺激されました。
じぶんの求める表現が,またひとつ確かになったように思います。
参加してよかったー。
そして,この3日で創り上げた作品の発表と,グナワンさんのレクチャーが明日8/27(日)14時から,東京芸術劇場のリハーサル室で行われます。
作品自体は本当に短くて,パフォーマンスに近いものなので,作品を観るつもりで来たらアレレと思うかもしれませんが,グナワンさんのお話が聞けるのはとても貴重な機会だと思います。
詳細は,日本演出者協会のHP,国際交流セミナー2017インドネシア特集をご覧ください。
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