2017年9月21日木曜日

9.20 1ヶ月書き続けていま思っていること。

この1ヶ月,毎日blogを更新した。してみた。


家から一歩も出ない日でも,何か書こうと思えば意外と書けるものだし,書こうとすることで深く考えたり整理できた事がらもあった。


わたしは昔から「文章を書くことが得意な人」と思われている。

子どもの頃からそうだった。作文は必ず学校代表に選ばれ,コンクールで賞を獲った。ほんとに。獲れなかった事はないと思う。


しかしそれは文章を書くことが巧いからではない。


何をどう書けば賞を獲れるか知っていたからだ。


わたしは感性豊かな才能ある子どもではなく,大人を見くびった小賢しい子どもだったのだ。


わたしは文章を書くことが巧いわけじゃない。才能があるわけでもない。ただ,賞を獲れる作文の書き方を知ってるだけ。
自分が一番よく分かっていた。
でも書き続けた。誉められるから。


それが自分にとって悪かったとは思わないし,後悔しているわけでもない。文章は書けば必ず上達する。子どもから現在にかけ書かせて頂いた,数えきれないほどの文章は,ひとつの例外なく,わたしの有り難い財産だ。


だけどわたしは,子ども時分のコンクール荒らしの経験で,“誰か”に合わせて文章を書くクセをつけてしまった。そしてその“クセ”は文章を書くことだけでなく,わたしという人格にまで影響を及ぼして(人格とその“クセ”,どちらが先なのか分からないけど)それによってずいぶん長いこと,もがき続けてきたように思う。


色々な呪いをかけられてみんな大人になる。
みんなその呪いをどうしてるんだろう。
戦うのか,諦めるのか,開き直るのか。
呪いとの接し方こそ,生きる姿勢そのものなのだと思う。
なにが良いとか悪いとかではなく。
正解,不正解とかでもなく。


とりあえずわたしは当面,
美味しいと,きれいと,楽しいは正義。
をモットーに,暮らしてゆきたいと思う。
誰に合わせるでもなく。
美味しいものを食べ,きれいなものに心を傾け,いまを楽しく。


以上がblogを1ヶ月毎日書き続けて,いま思っていることです。長くなってしまった……

また,しばらく書き続けます。
読んでくださっている方,ほんとにありがとうございます。

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